軽貨物を始める時に悩みがちな軽貨物車両の入手方法です。
代表的なのはカーリース・新車購入・中古車購入の方法だと思います。
僕がおすすめするのは間違いなく中古車を購入する方法。
ですがカーリース・新車購入・中古車購入にはメリットデメリットなどがあるので。
働き方によっては中古車以外の方法もおすすめかもしれません。
それぞれのメリットデメリットを紹介させて頂きたいと思います!
★コンテンツ
軽貨物を始めるには車両が必要!
軽貨物運送業の仕事をするには車が必要になります。
ただしサラリーマンに必要なスーツとは違って金額がバカになりません。
まだ仕事も始めていないうちから大きな出費をするのは不安ですよね。
そこで今回は失敗しない軽貨物運送業の始め方として車両の入手方法を考えてみました。
カーリース・新車・中古車おすすめを考えてみた。
車の入手方法には色々な方法があります。
代表的なのはカーリース・新車購入・中古車購入です。
ですが、それぞれにメリットやデメリットがあるので選ぶのが難しい。
僕も軽貨物を始める時に迷いました。
今回はカーリース・新車購入・中古車購入のメリットデメリットなどを紹介します。
カーリースのメリット・デメリット
数年前からよく目にするようになったカーリース。
法人ではコピー機やパソコンのリースというのは昔からよく使われていますが、個人の車のリースとはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリット
- 自動車購入時にかかる税金・自賠責保険や車検等の諸費用が含まれる
- 黒ナンバー取得に関する手続きを代行してくれる業者が多い
- 支払いに波が無く毎月一定金額なので生活設計がしやすい
- 契約時に車種やグレード、カラー、オプションが選べる
- 契約期間が3年~9年と幅広く選択できる
- 契約終了後「新車に乗り換える」「再リース継続」「購入」「精算」と選択できる
デメリット
- キズ等の車の状態によっては契約終了後に追加の支払いが生じる可能性がある
- 契約時になかったオプション等の後付けや改造はできない
- 契約時に設定された走行距離をオーバーするとオーバー分の追加料金の可能性がある
- リース契約時にいろいろな決め事があるので必ずよく確認しましょう。
- 黒ナンバー取得代行をお願いできるかも。
基本は現状復帰返却ですのでオプション類の後付けが難しくなります。
また、軽貨物の仕事の内容によっては相当距離を走るものも多いので、リース契約自体は安くできたとしても終了時に追加料金を請求されることがあります。
開業当初の出費を抑え、ある程度生活に余裕がでてきたところで次の選択(買い取り、買い替え、返却)ができるのがリースの良いところです。
月々の出費の少なさに甘えていると最後に痛い目にあうので、計画的に利用することでリースを使うメリットを享受できます。
新車のメリット・デメリット
何といっても新車に乗るのは気持ちが良いですよね。
ただし名義がいつ自分に移るのかを確認しておきましょう。
駐車場を借りたり仕事を開始する時に車の所有者・名義人を尋ねられる場合があります。
メリット
- 車種やグレード、カラー、オプションが自由に選べる
- 当分故障やメンテナンスの心配がない
- 最初の車検まで2年間の猶予がある
- メーカーやディーラーに何でも相談できる
デメリット
- 購入費用が高い。
- ローン期間中の損益分岐点が高くなる
- 車検やオイル交換、タイヤの交換等で支払い月に波がある
- 納車に待たされることがある
新車は長く乗れる反面、万一軽貨物の仕事が嫌になった、廃業した時などに後悔するかもしれません。
また荷物の積み降ろし等であっと言う間に室内外がキズだらけになります。神経質な人は荷室内に養生したりしています。
中古車のメリット・デメリット
中古車の入手方法は、中古車専門店・ディーラー・オークション・個人間売買と多種多様。
状態がわからないのに現物を見ること無く購入するケースも少なくありません。
値段だけで決めると失敗する可能性も!
メリット
- 車を探す面白さ
- 価格を抑えられる
- キズや汚れを気にせず仕事ができる
- ナビやオーディオ等が装着されたものもある
デメリット
- 当たりハズレがある
- メンテナンスに費用がかかりがち
- 車検が短いものがある
- 希望の車種・色・グレードを探すのが大変
- 車両輸送料がかかることがある
オークションや個人間売買だとハズレを引く可能性が高くなりますが、金額は相場より安めです。
どこまで妥協できるかですが自己責任の部分が大きくなります。
ディーラーや中古車専門店だと値段はあまり安くないかもしれません。
しかし最低限の整備はしているはずなので責任の持って行き所があります。
まとめ!ベテランドライバーが出した答えは中古車!
それぞれにメリット・デメリットがあり考え出すときりがありませんね。
開業時に資金的余裕があり、軽貨物の仕事をずっとやっていく強い気持ちがあるのなら新車もよいでしょう。
車のメカニック的知識がなくても安心して仕事に集中できます。
資金的余裕がないが装備は譲れない人はリース契約が無難でしょうか。
ただし支払い総額的には期待するほど抑えられるとは限りません。あくまでも月々の支払いを安定化したい人向けです。
中古車は車種・色・グレードにこだわらなければ10~20万円ぐらいで購入できたりすることもある。
軽貨物をお試しで始めるのであればこれもアリです。
開業2~3か月で元を取ってその時点で今後も仕事を続けていく見通しが立ったなら、そこで新車なりリースなりに変更するというのが賢い開業方法かもしれません。
その時には仕事に適した車種やオプションが明確になっていると思いますので、自信を持って車を選ぶことができるでしょう。
長く軽運送業に携わってきた者としては、仕事に自信が持てるまでは中古車で十分だと思います。
タイヤやブレーキパッドの摩耗具合、バッテリー、車検残等を確認すれば車両価格+メンテナンス費で真の中古車価格として認識できます。
見せかけの値段だけで考えないようにしましょう。
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