軽貨物ドライバーはどのぐらい走行距離を走っているのか気になっている方にはおすすめの記事です。
軽貨物を始めてみたけど思ったより稼げない。
稼げている人の走行距離が気になったことはないでしょうか。
その他にも平均走行距離や買い替えのタイミング、オイル交換のタイミング‥など。
軽貨物の走行距離に関連していることをまとめてみました!
軽貨物ドライバーの平均走行距離は?
軽貨物運送業の仕事にもいろいろあります。
走行距離にも大きな違いが出ますし統計的に平均を求めるのはなかなか難しい。
例えば宅配の場合は慌ただしい仕事ですが、狭いエリアの中(地方の場合はちょっと事情が変わりますが)で動いているために意外と距離は走りません。
逆にスポットの場合は県またぎで距離を走る仕事も多く、1日に500km以上走ることも。
宅配の平均的な走行距離を算出すると、月に千km程度多いようです。
毎日ほぼ同じエリアを回るため、慣れると配達量は増えますが段取りやコース設定がうまくなります。
無駄に走り回らないので走行距離も安定してくるでしょう。
スポットは日によって請負先によって仕事エリアのバラつきが大きい。
スケジュールも安定しないので平均走行距離を求めることにかなり無理があります。
あえて数字を出すのであれば、生活できる水準で稼いでいる人は月に3,000~4,000km前後は走っているはずです。
しかしたくさん走ればたくさん稼げて手元にお金が残るというわけではありません。
走行距離が多いということはガソリン代等の経費やメンテナンス費用も増えるし車の寿命にも影響があることを意識しておいた方が良いでしょう。
軽貨物車両の買い替えタイミング
人生で何度も車を買い替える人はお金に余裕がある人かマニアの人と思われるかもしれません。
しかし実は軽運送業を長く営んでいく人もそのうちの一人になることでしょう。
お金があろうとなかろうと、仕事を続けるなら・・・。
車両を購入(もしくはリース)しなければならない状況が何度か訪れることを覚悟しなければなりません。
買い替えのタイミングはもちろん最初に新車で始めていた場合と中古車で始めた場合では違ってきます。
中古車の程度によっても差が出ます。
中古車で安く始められたからといって、後々得になっているかというとそうでもないようです。
最近は車の性能も良くなっており、昔と比べると寿命も延びています。
軽貨物で使う車両は走行距離で12万~13万kmを超えてくるといろいろ不具合が出てきて買い替えを意識する人が増えてくる。
しかしこれも使い方やメンテナンスで変わってきます。
新車で始めてこまめにメンテナンスをしていれば20万km以上走ることも可能です。
しかし中古車の場合は前のオーナーの使い方が荒かったり事故歴があったりすると、車両の寿命は短くなりがちです。
下手すれば購入して数か月ももたずに買い替えを余儀なくされることもあります。
中古車で安く始めてその後にお金がかかる方がよいか、新車で最初にお金がかかるが後はしばらく安泰な方がよいか。
買い替えのひとつの目安は新車で始めていた場合は走行距離で15万km。
中古車は不具合が頻繁におこるようになったらメンテナンスの費用を考えると買い替えた方が得策となる場合が多い。
特にエンジンに異常を感じた時も買い替えのタイミングのひとつの合図かもしれません。
軽貨物車両のオイル交換タイミング
まずオイル交換はなぜ必要かということから考えないと、交換のタイミングがおろそかになりがちです。
オイル交換はわかりやすく言えば エンジンを守るため 。
エンジンの性能をキープしていく上でエンジンの内部で循環させている。
「潤滑」「密封」「冷却」「洗浄」「防錆」という5つの役割を同時に果たしている大事なものです。
交換せず放置していればエンジンの寿命を縮めていきます。
よくスタンドなどで点検してもらった時にオイル点検棒の先に真っ黒になったオイルを見せてもらったことがあると思います。
オイルが黒くなった時点では交換時期としてはやや遅いぐらいです。たぶん1年以上交換していなかったのでしょう。
一般的には交換のタイミングとして推奨されているのは軽貨物車で走行距離1万~1.5万kmもしくは1年。
ターボ車になるとさらに交換時期は早めとなり、走行距離5千kmもしくは6ヶ月とされています。
車両を長持ちさせたいと思うなら推奨のタイミングより早めに交換するべきです。
ついつい忘れてしまいがちですけど、半年ごとの定期点検に行うとか習慣として決めてしまうのも手です。
車のメンテナンスは「転ばぬ先の杖」と考え、積極的に行いましょう!
走行税導入の噂とは?
車には多くの税金がかけられていますが、今度は走行税なる新たな税金が検討されています。
この走行税が考えられた背景としては、国が車社会の変化により税収が激減していく危惧を抱いたからです。
若者の車離れやカーシェアリングの普及による所有台数減。
電気自動車の台頭および燃費に優れたハイブリッド車増によるガソリン消費量減。
これまで車関連からかなりの税収を得ていたものが、このままでは税収は細る一方。
そこで考え出されたのが所有していようがしていまいが、とにかく走った車に税をかけてしまおうという日本の政治家らしい発想。
すでにニュージーランドでは導入されているのですが、車を仕事にしている会社やドライバーにとってはとんでもないことですよね。
バスやタクシーなどを考えるとわかりやすいですし、トラックや軽貨物に関しても同様です。
走れば走るほど税が増えるって出来高制の働き方してる者にとっては死活問題です。
この税金が導入されれば必ず運賃や乗車料金に上乗せされて車を使わない一般人にも影響が出てきます。
その一方でフリーの軽ドライバーは税金分をどこに上乗せしていけばいいというのか?
下手すれば請負先の法人の税金負担分を下請け業者から報酬減等搾取してカバーしようとするかもしれない。
まだ議論の段階ですが、すでに関連業界からは反対の機運が盛り上がっていますが当然ですね。
これは運輸系の業界あげてストライキに発展してもおかしくない。
バスやタクシー、トラックが全て止まれば社会はどうなるか?
この税金については皆で監視していかねばならないと思います。
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