軽運送業を始める時、所属先の決め手として待遇とは別に口コミでの評判も気になるところです。
今回取り上げるSBS即配便は待遇面での評判はほとんど反応がありませんが、お客様側から見たサービスに関する評判が凄いことになっています。
SBS即配便が最悪でクレーム殺到の理由や稼げるのか稼げないのかまとめてみました!
SBS即配便とは?
SBS即配サポート株式会社が運営する配送サービスの名称です。
厳密に言えば、メーカーから店舗、本社から支社といった法人向け専門。
1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)を中心に小口の荷物の集荷・配送を受け持つサービスがSBS即配便です。
都内中心にネット通販の宅配事業を行っているサービスをEC宅配便と呼んでいます。
名称が似ていますが、法人相手の小口配送か個人向け宅配かという明確な違いがあります。
2015年よりAmazonとデリバリープロバイダー契約を締結し、EC宅配便のメイン事業として都内中心に限られたエリアでの宅配業務を行っています.
口コミサイトを賑わしているのはEC宅配便の方です。
SBS即配便の評判口コミまとめ!
口コミにおいて1つ注意が必要です。
SBS即配便とSBS即配サポートと2つの名称が混同されていろいろと攻撃の対象となっています。
正確に言うと口コミの攻撃の対象になっているのはAmazonの宅配を行っているEC宅配便ですね。
上で記したようにSBS即配便は法人向け配送ですので、口コミで指摘されている中身とは全く別物になります。
実際はSBS即配便サービスにおいては特別口コミで論じられるような問題は起きていないようです。
SBS即配便もEC宅配便もSBS即配サポート(株)が運営しているので悪評をぶつける先としてはあながち間違いではないのかもしれません。
たぶん口コミする側は細かい違いがわかっておらず全部が同じものだと思っているのでしょう。
しかし名称がややこしくて面倒でも、もし全くの別会社の名称でしたらちょっと問題になると思います。
悪評が集中しているのが片方のサービスだけですから。
口コミで軽運送業の会社が叩かれる原因
- 配達時間に関するクレーム
- 配達員に関するクレーム
- 問い合わせのし難さに関するクレーム
3大要因とされていて、SBS(EC宅配便)はその全てに顔を出していることが最悪と評されているのかもしれません。
口コミをよく読んでみると他社も似たような感じで酷評されています。
SBS即配便は稼げる稼げない?
SBS即配便とEC宅配便は正社員として別々に求人が行われています。
SBS即配便は1都3県での募集、ES宅配便は東京都のみの募集です。
最近はAmazonの配送におけるクレーム対策が急務となっていて宅配(EC宅配便)ドライバーの求人に力を入れています。
EC宅配便では業務委託契約も可能です。
正社員としての採用となると基本給ベースの報酬体系となり、仕事を継続している限りは稼げる稼げないの個人差はあまり出ないようです。
収入例では月25日勤務で月収45万円、年収540万円(ここから経費を引いた金額が手元に残ります)となっています。
配達個数による完全出来高とは違って大きく稼げるわけでもないが、確実性安定性はあります。
一般的なサラリーマンとも遜色ないように思えますが、いかがでしょうか?
労働時間はともに7:00~16:00で2~3時間の残業の可能性有りとなっています。
収入の差は残業代の差になるのでしょうか?
SBS即配便とEC宅配便は待遇面は同じようなので法人便か個人宅配か自分に合った方でやれるなら悪くはなさそうです。
賞与はありません。年1回の昇給査定があります。
ノルマの部分が見えていません。
スタート時点での基本給も個人差があるはずです。
興味のある方は説明会でしっかり聞かせてもらえば良いと思います。
SBS即配便が最悪でクレーム殺到の理由とは?
宅配に関する口コミサイト上のクレームの内容は多くがAmazonの配送に関する問題です。
SBSがどうのというよりデリバリープロバイダーと呼ばれる運送会社全てがやり玉にあがっているのが現状です。
Amazonの仕事を扱ってきたのが佐川急便・ヤマト運輸という非常に優れたシステム・充実したサービスを持つ運送会社でした。
ところがいつの間にか一般の人が聞いたことの無いような運送会社がデリプロとして参入してきました。
お客様が期待している当たり前の高い配送品質レベルが突然落ちるわけですから、新参者が厳しい目で見られるてしまうのは仕方がない。
佐川やヤマトがギブアップするようなAmazonの大量の荷物をノウハウが未熟な中堅どころの運送会社がいきなり任されたのです。
デリプロ側の社内が問い合わせに対応できず混乱するのは目に見えています。
ドライバーの無理な数合わせと教育不足により配送レベルまで低下させてしまってはクレームが殺到するのも当然です。
まずどのデリプロもお客様からの問い合わせに対して全く対応できていないことがクレームを増幅しています。
もちろんそれ以前の配送品質が酷いから問い合わせがいくわけで、しかもデリプロの全てが揃って低品質なことをしていれば、お客様側にデリプロアレルギーが浸透し、些細なことでも口コミネタにされてしまいます。
佐川・ヤマトとの配送品質の差がそのままお客様の不満・ストレスになっていることが、異常とも言えるクレームの原因になっています。
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