そろそろ確定申告をやらないといけないのに、やり方がよくわからない面倒くさそうと思っている方向けの記事です。
確定申告には提出期限もあります。いつまでなんだろうと知らない人もいるのではないでしょうか。
特に去年から個人事業主としてスタートした人は確定申告はしんどいと感じるはずです。
確定申告は6回目ですが、毎年面倒くさくて憂鬱になるので気持ちはよくわかります。
ですが、確定申告は軽貨物を続けていくのであれば避けて通れない道です。
なるべくわかりやすく確定申告の大まかな流れを解説できればと思っています!
▼おすすめ確定申告ソフト
★コンテンツ
軽貨物の確定申告とは
確定申告は、1年間の所得を自分で計算と申告をして、納税するまでの流れを言います。所得税とは所得にかかる税金。正式名称は「所得税及び復興特別所得税」です。
引用:freee
会社員の時は会社がやってくれていたことを個人事業主は自分でやらないといけません。
副業で軽貨物をやっている人も、年間で所得金額が20万以上稼いでいる人は確定申告が必要になります。
(所得金額…収入金額から必要経費を差し引いた儲けのことです。)
軽貨物の確定申告は期限はいつまで?
2020年2月17日から3月16日の間に確定申告
2019年1月1日から12月31日が計算期間
確定申告期間の2020年3月16日までに提出ができない場合は延滞金が発生します。
50万円までは15%・50万円を超える部分は20%です。
かなり大きい額が発生するので気を付けましょう。
確定申告が必要あるのはどんな人?
個人事業主やフリーランスなどの事業所得がある人は対象です。
サラリーマンでも軽貨物で年間所得額が20万以上の人は対象。
その他にも配当所得、不動産所得‥などたくさんあります。
会社員でも副業所得20万を超える場合にも条件次第では確定申告が必要な場合もあるんですよね。
とりあえず軽貨物フリーランスの方々は間違いなく確定申告が必要です。
確定申告のやり方を簡単に解説!
手書き
確定申告書作成コーナー
確定申告ソフト
確定申告の作り方は3つの方法がありますが、おすすめは間違いなく確定申告ソフトを使うことです。
手書きの場合は細かい計算や税金の計算も自分で全部しないといけません。
所得控除なども自分で判断するのでかなり面倒です。
税務署の公式ホームページに確定申告書作成コーナーは便利ですが。
なんだかんだ自分で判断するべきことが多すぎるんですよね。
確定申告ソフトならほとんど判断せずにスムーズに確定申告ができます。
確定申告ソフトといえば、Freee、弥生‥などが代表的。
確定申告ソフトを使えば、基本的に質問や案内に沿って答えていくだけ。
初めての確定申告でも簡単にできます。
さらにスマートフォンやタブレットにも対応していて基本的にクラウド型です。
クラウド型ならいつでも専門家と共有もできるので複数管理もしやすいですね。
1年分の収支計算
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税金の計算
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税務署に提出
確定申告は1年分の収入と支出を記録して計算する必要があります。
そのために領収書やレシートを保管してありますよね。
確定申告ソフトなら、事業用のキャッシュカードやクレジットカードを登録すると取引履歴が自動で取り込めます。
領収書やレシートを細かく確認する必要がないので、簡単です。
経費になるものならないものも判別をしてくれる機能もあります。
1年分の収支計算が終わったら、税金の計算。
税金の計算は確定申告ソフトの案内に従って質問を答えれば自動的に計算をしてくれます。
あとは税務署に作成した確定申告書を提出するだけです!
確定申告の提出方法は?
印刷して紙での提出
e-Tax(国税電子申告)
印刷して紙で原本を提出する場合は税務署に提出します。
e-Tax(国税電子申告)の場合は税務署に行く必要がありません。
ただし、利用するためには少し環境を整える必要があります。
- 使用するパソコンが推奨環境を満たしているか
- 電子証明書が組み込まれたマイナンバー、もしくは住民基本台帳カードを持っているか
- 電子申告等開始届出書を所轄の税務署に提出し、利用者識別番号を取得しているか
- ICカードリーダライタを持ち、それが電子証明書が組み込まれたマイナンバーか住民基本台帳カードに対応しているか
- パソコンの環境に応じてセットアップを行っているか
引用:freee
この条件が全てクリアしていればe-Taxを利用できます。
ちょっと面倒だなと思われるかもしれませんが、毎年やることなのでおすすめはe-Taxでの提出ですね。
一度環境を揃えてしまえば、毎年簡単にネットで確定申告が済ませれます。
確定申告時期の税務署は混み過ぎて地獄ですから・・・。
青色申告と白色申告の違いは?
青色申告⇒複式簿記
白色申告⇒簡易帳簿
青色申告と白色申告ってよく聞くけど実際何が違うかわからない人もいると思います。
まず違うのは記帳の違いですね。
青色申告は複式簿記で白色申告は簡易帳簿。
名前の通り白色申告の簡易帳簿の方がシンプルで簡単。
ですが・・・。
青色申告をしていた方が税金に対するメリットが大きい。
- 65万円の特別控除、青色10万円控除
- 赤字の場合、3年間繰り越すことが可能
- 家族への給与が全額必要経費
- 30万円未満の減価償却資産は一括経費
- 自宅をオフィスにすると、家賃や電気代の一部も経費
デメリットは複式簿記での記帳が必要なので面倒です。
ですがメリットの方が間違いなく大きいので青色申告がおすすめです。
青色申告は、その年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を所管の税務署に提出することが必要。年度の途中で開業した場合は、開業から2カ月以内となります。 ですので、確定申告をする時点で青色申告をする場合は間に合わないため、翌年からとなります。
無申告はバレるの?
確定申告は面倒だから無申告でもいいと思っている人もいると思います。
「少額だからバレないでしょ?」「手渡しだから大丈夫」「そんなに稼いでないし」‥など。
無申告でバレるバレないは運でしかありません。
確かにバレない人もいるし、バレる人もいます。
ちなみに僕は20歳~22歳の無申告の部分が25歳ぐらいの時にバレたことがあります。
あとからバレると無申告加算税がかかってくるので、税額も増えます。
なるべく確定申告はしといた方が個人的にはいいのかなと思っています。
おすすめの確定申告ソフト!
どちらの確定申告ソフトも無料期間が設けられているので、お試しで使うことができます。
確定申告ソフトは確定申告が初めてでも使いやすいように丁寧に作られています。
どちらを使っても使いやすさは同じぐらい簡単です。
ですが、デザインやちょっとした使い方には好き嫌いが間違いなくあると思うんですよね。
個人的には弥生の方が好きで毎年使っているソフトです。
弥生は最初の1年間無料サービスも好感度が高いですよね。
操作性もシンプルでわかりやすいなと僕は感じています。
ですが、どちらも無料期間があるので自分が使いやすい方を選べばいいですね!
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